wourd historyのブログ

特に歴史についての記事載せています。不定期ですが記事を載せていこうと思っていますので興味ある方はぜひ読んでみてください<(..)>

若頭組について

「イエ」とは他の文化で表される「家族」とはとはイコール関係ではない。喜多野清一の著書の一部によると「社会の成員であり生活の単位、また生死を超えた連続する存在」とされ、家業での経営、家系上での先祖を祀ることがこの「イエ」という定義である。イエでは女性はイエの将来にとって重要で裕福な家庭に嫁がせるのがよしとされた。そのような時代に配偶者を探す構造である若者組(現在:青年団)という集団が形成された。この集団は10代前半から結婚適齢期にかけた若者が所属し、加入には力試しとして力石や田植えなどの能力が試された。若者組の集団の集合場所としてヤドという施設があり、そこでは村の警備・学習・共同労働などの教育がなされた。若者組の機能的類型の例として近畿の宮座がある。それは一人前の大人になるための修行の場として宮座が設けられた。その後近代化として用いられた血縁関係はイエの形態とは異なったものであり、血を継承することが目的とされたが、日本のイエの形態では血の継承でなく、イエの継承が目的であった。そのために近代化として士族の血縁関係のような一部でのみ存在したルールを強引に適用しようとし失敗した。