wourd historyのブログ

特に歴史についての記事載せています。不定期ですが記事を載せていこうと思っていますので興味ある方はぜひ読んでみてください<(..)>

祖先祭祀

柳田邦夫の祖霊論の先祖祭祀によると「日本人の神は祖霊である」と定義した。祖霊とは死者が死後に子孫により祭祀され続けることにより祖霊へと変化していくとされている。祖霊は生前の個人としての存在ではなくある抽象的な集合体であり、儀礼においては神格化されて祀られる。祖霊は世間で信仰されているようなご利益を授けるような意味あいをもち機能的な役割を担う機能神ではなく、子孫を守護する神としての役割をしている。実際に祖霊の現世への一時の帰還をお祝いする盆行事などもある。折口信夫はこのような来訪神は日本人の神観念である「祖霊」に引き付けて考えた。この来訪神は祖霊だけに限らず死霊という存在も含まれている。